ドラマから

ドラマ『上流階級~富久丸百貨店外商部~』をみてちょっと感動しました。

竹内結子演じる女性営業マン、鮫島。

この鮫島さんが凄い。

自身の営業成績はさておき、お客様の喜ぶ事なら何でもするという営業スタイル。

ある日、タイ国籍のお客様が亡くなられ、そのご家族が、お葬式はタイ式に華やかに、しかも日本で行いたいというのです。

当然、日本にはその様な設えを出来る業者もいなければ、時間もあれません。

そこで、鮫島は百貨店の企画商品でもある「自宅にイルミネーションを」を注文され装飾された家をまわり、お客様に頭を下げ、そのイルミネーション設備を借りてきたのです。

借りて来たイルミネーションを社員を巻き込みながら、お寺に装飾しタイ式のお葬式をやり遂げ、ご家族から喜ばれ感謝されるという話でした。

そこで、何を感じたかといいますと、自分は他人の為にそこまで出来るのかって事です。

これまでの人生、他人の事より自分の事を一番に考えてた気がします。

知らず知らずのうちに、してもらう、助けてもらう事が当たり前だと考えていたのかも知れません。

(反省)(反省)(反省)

してもらう幸せより、してあげる幸せ・・・

気づいてはいるのですが・・・

もうひとつ、鮫島が若い頃にケーキ屋でアルバイトをしていた時の話で、クリスマスに誕生日ケーキを買いに来られた方にショートケーキをアレンジして誕生日ケーキに仕上げた話です。

その方は、クリスマスに誕生日ケーキを求め、ケーキ屋さんをまわるが、どこのお店にもクリスマスケーキしかありまませんでした。

困り果てた末に、再び鮫島がアルバイトをしていたケーキ屋さんへ。

鮫島は、その方の困った様子に気付き、店に無かった誕生日ケーキをショートケーキをアレンジして、誕生日ケーキをつくりました。

テレビではあるのですが、その方の喜ぶ顔が印象的で心が温かくなりました。

その方こそが、当時の富久丸百貨店の外商部の営業で鮫島を外商部に配属させてた人、つまり上司でした。

その方が当時こんな事を思ったそうです、『こんな人と一緒に仕事をしたい』と。

なんか、考えさせられました。